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[象鯨彫刻家具ショールーム]展覧会のお知らせ

2024.06.27

2024/7/19(金)〜28(日)の間、象鯨彫刻家具ショールームでは、建築家 木村衛氏の旅先でのスケッチの展覧会”Wanderlust Chronicle”を開催します。

1年間での旅でのおよそ400枚のスケッチ。

記憶に刻み込むべく必死で描いたスケッチからは、写真や動画で表現しきれない、作者の思いや現地の空気感さえも伝わってくるかのようです。

今回の展覧会での作品の販売はございません。

お気軽にお越しください。

 

Wanderlust Chronicle

2024/7/19(金)→28(日)

会期中の(金)・(土)・(日)開館

<開館時間>11:00〜17:00

<作家のお話会>7/20(土)、27(土)

<場所>世代工房/象鯨彫刻家具ショールーム

〒255-0001
神奈川県中郡大磯町高麗2-9-3
0463-61-9622

 

「旅先の記憶」

一年旅の建築スケッチ。30年前のスケッチは現在では当時と意味合いが変わっているような気がします。AIが自動生成した絵画が入賞したリ、 フェイク画像が簡単に作れるなど画像生成技術が清濁込みで新時代を牽引しています。
またストリートビューでどこにでもアクセスできる時代になリました。旅をしながらその場所に留まり絵を描ぐということ• I裏心も少なくなるでしょう。スケッチする場所の気温、 匂い、 声をかけてくる人々の言葉、 その建物までの道程、 スケッチ にかけられる時間、 リュックに入る大きさのスケッチブック、現地で手に入る筆記用具、 写真にしなかった理由など色々な意味があったことを思い出します。その場所に行ってその場で描くということの繰リ返し。 これからのご時世「五感」や「身体性」が渇望されて行くような気もします。 「俺よくわかんないけどスケッチって建築の役に立つの?」結婚後、収入がない私は専門学校で講師の採用面接を受けていました。 スケッチを見せた時に担当者が濶らした言葉です。 役に立ったのかはわかリませんが60歳すぎてスケッチを見ると明日をもしれず海外を歩いていた若さに目頭が熱くなリます。

建築家 木村衛

 

今年最初の展覧会は、木村衛氏です。大学時代のラグビ一部仲間です。木村衛の家は葉山の山の上。建築家である彼自身の設計でリノベーションされた空間は、簡潔な中に温かみがあり、 随所に見られる拘りに感心するばかりでした。 その家は、 たまたま僕の通勤路にあったので、仕事帰りに度々立ち寄り、 コーヒーを滝れて貰いました。建物の造作や素材、空間に対する思考の話力涌i白く、ついつい長居をしてしまいます。 *しかし、 5月 に都内へ引っ越してしまいました。もうコーヒーは飲めません。 東京芸術大学建築科を卒業し、 大手ゼネコンに就職。 30歳で退社し、 1年間の旅に出ました。 ドイツを拠点に、 欧州や米国の建築を見て回り、 脳裏に焼き付けようと描いたスケッチ約400枚 30年前に描いた建物の名称やその時のエピソードなどを楽しく話してくれます。それを聞いて、 自分も行った気分になったのは僕だけでしょうか?

象鯨代表 西村浩幸

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