[象鯨彫刻家具ショールーム]展覧会のお知らせ
2024.10.21
忙しない日々の中、妥協することなく、こだわりを持って制作する明るい油絵は、観るものの心に安らぎを与えることでしょう。
地元大磯の空気の中でどうぞご覧ください。
一瞬←もぎ取る⇨壁に飾る
〒255-0001
神奈川県中郡大磯町高麗2-9-3
0463-61-9622
囲まれれば、私はご機嫌に過ごします。
欲しいものを手に入れるために絵を描いています。
目の前のものに対してどれだけ愛着があるか目に見えるように描き残しています。
自分を構成するものはなんなのか?頭で考えてみると真っ白ですが、毎日過ごしていると目の前の光景や出来事に対して一瞬で終わらせてはならない、絶対に残しておきたい時間があります。
絵を描くことは、その一瞬というものを一瞬の何千万倍も時間をかけて残す行為です。絵を飾ることは、一瞬だった時間をこの先も壁に残すことです。
見逃しているはずの一瞬が今のこの時も目の前にあり、この先も向き合うことになります。
一瞬を見過ごしたとしても大丈夫です。色、象(かたち)、質感、天気、匂いなど、色んなことから再び一瞬に出会えるきっかけはたくさんあります。
今展示の景色は主に大磯です。大磯という場所は私が大人になって離れてから自分を構成する大磯に気づき、場所から離れながらも取り返した一瞬です。
福地彩乃
福地彩乃展は、去年に続き2回目となります。
福地さんは、大磯育ちです。
このフライヤー表紙の絵をはじめ全て油絵の具での制作です。
都内の保育園でフルタイムの仕事。多分それ程広く無いマンションの一室で描いてるのを想像します。油絵の具は、溶剤など大変臭いがきついのです。食卓や寝る部屋でそんな事してて良いのかな?アクリルで描けばいいのに?とも思います。誰もが立派なアトリエを持てる訳ではありません。仕事をし、料理もし、皿も洗う。
ここまで書くと、絵を描く環境が整っていない様に感じますが、そう言う日常の営みが、良い意味で絵に表れてると思います。
妥協出来ない拘りをきちっと持ちながら、明るい油彩を描いてる福地さんの絵。地元大磯の空気の中で観て下さい。
西村浩幸